タワゴトライフ

徒然なるままに、日々パソにむかひて。

時間を巻き戻せるとしたら、振られたい。

 

2019年はもう始まってしまっているけれど、自分への教訓として、2018年にあったことを書こうと思う。

 

2018縁は就職活動の年だった。就職活動に始まり、就職活動に終わった。そしてその中で色々なことを経験した。目指していた業界のインターンシップに受かった、最終選考に残っている、同じ業界を目指す良き友達がたくさんできた。色々な出会いがあって、経験をさせてもらって、とっても成長した、と思う、というかそう願いたい。

 

多分わたしの就職活動は他の人から見たらだいぶ順調そうに見えるだろうし、わたし自身も聞いていたよりは楽だなと思っているけれど、でも、たくさん辛いこともあった。友人だと思っていた人たちがしていた噂話、悪口、先輩たちからの心無い言葉。行きたかったのに行けなかった企業だってもちろんある。

 

何よりも一番辛かったのは、その人との出会いだったと思う。その人とそういう関係を絶ってからもう半年が経って、新しい恋人もできたけれど、その人は、今もまだわたしの心に深い傷として残っている。

 

その人は、詳しいことは言えないような関係の人だった。詳しいことは言えないような関係の人と、詳しいことは言えないような関係になったと言えば、大体の人は想像がつくと思う。

 

今思えば本当に平和ボケしていたとしか言いようがない。大して可愛くもなければ大したテクニックも度胸もないような女がプレイボーイに遊ばれて捨てられた、それだけの話だ。

 

彼は輝いて見えた。賢くて、表面上は優しかった。あらゆる点で憧れだった。そういう人に言い寄られて舞い上がったわたしは、なんの覚悟もないまま、火遊びをした。

 

好きだとは言わなかった。最初は好きじゃなかったからそれでよかった。好きになった時にはもう遅かった。好きと言えないまま、なんとなくまずいと思ったわたしはずるずると引きずりながら、でも、着実に、身を引いた。そして関係は終わった。

 

賢い選択だと思った。無理な恋は諦める。人生損切りだって大事だ。リターンののぞめないところに投資をし続ければ確実に損をする。

 

でも今になって、車で連れて行ってもらったラーメン店とか、二人で行こうと行っていた小旅行のこととか、こっそりと学校で待ち合わせてタクシーに乗り込んだこととか、そういうことを思い出すと、思う。

 

身を引いたんじゃなくて、進めなかっただけだ。

 

関係を断ち切るなら「好きになってしまったからもうこれ以上関係を続けられない」と素直に言えばよかった。それを言えなかったのは、本当に本当にみみっちくてどうしようもないような自分のプライドと羞恥心のせいだった。

 

だから、もし時間を巻き戻すことができたら、わたしは振られたい。

 

友達に紹介しようとしてくれてたとか言って、そこにあったかもしれない愛にすがりつくようなことをして、新しい恋人への罪悪感と戦うくらいなら、その方がよっぽど良い。わたしは振られたんだ、そこに愛はなかった、そういう現実を見て、前に進みたい。

 

でもわたしたちは、時間を巻き戻すことなんてできないし、男女の関係を立て直すことがどれだけ難しいかだって、知っている。自分だって、かつて愛があったかもしれないから、今もあるかもしれないんなんて、そんなことは思っていない。独りよがりで賞味期限切れの愛なんて、ただの執着心だ。だからこれをそっと胸の奥に閉まって、新しく好きになった人と幸せになろうと思っている。

 

そして、次に好きになった人には、必ず、好きって伝えようと思う。

 

さて、この記事を読んでくれた人がいるのかどうかはわからないけれど、もし誰かが読んでくれていて、しかもその中に、今同じような辛い恋愛をしている人がいたら、思いを伝えてほしい。愛が執着心としか言えなくなって、漬物石のように自分の心にのしかかってしまう前に、伝えてほしい。

 

以上、痛々しい恋愛依存症からのお言葉でした。